痛い所は触っちゃダメ！
院長ブログ
当院に通ったことがある方はご存知ですが
患者様が痛みを訴えている箇所には
ほとんど押したり揉んだりといった直接的に施術を致しません。
それでも患者様が訴える首や肩、腰や脚などの
症状が解消されるか緩和するので
あらゆる痛みに対応が可能です。
しかし、人は体の何処かが痛いと無意識に手がいきます。
子供の頃、転んでどこかにぶつけると母親が擦ってくれたり
そっと手で包んでくれたりします。
これが手当の原型ですが
この時にも子供が痛いと言っている箇所を
擦ることはあっても揉んだりしません。
痛みを訴える場所は傷んでいるからです。
皮膚の擦り傷や切り傷または打撲後の内出血のような傷なら
誰も触ったり揉んだりはしないのに
筋肉の中は見えなので感覚を優先します。
どんな感覚か？と言うと
それは、張っている！凝ってる！感です。
すると触りたくなる。
次に押したくなる。
すると痛いけれどその痛みで少し楽になった気がする。
やはり凝っているからマッサージをしたほうが良いのかも？
と変な成功体験を経験してしまいます。
けれど、時間が経つとやはり痛みは変わらないか
先程より少し痛みが強くなった気がする。
でも先程のマッサージで少し楽になった成功体験があるでの
どうしても手が幹部にいってしまいます。
後は傷口に塩を塗るように悪化するか回復を遅らせてしまいます。
気持ちが良いのと
治る！は一緒とは限りません。
患部は傷んでいる！
だから触らないで！
