ストレッチは体に悪いのか?パート2|西台・東武練馬の接骨院|腰痛・肩こり改善なら吉田接骨院へ

吉田接骨院

院長ブログ

ストレッチは体に悪いのか?パート2

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前回、ストレッチには静的ストレッチと動的ストレッチがりますとお話を致しました。

 

そして、静的ストレッチを行うとケガの要因になったり

現在の痛みの回復を遅くする場合があるとお伝え致しました。

 

その一つが運動直前の静的ストレッチ。

 

もう一つが痛みを感じている部位に関連した筋肉。

 

今回は痛みに対して何故、静的ストレッチがイケないのかをお話致します。

 

整形外科やリハビリ、または整骨院や接骨院で治療を受けて

ストレッチの指示を受けて行っている方も多いと思います。

私自身もその様にアドバイスをした経験があります。

勿論、ストレッチによって改善した経験もあるので

 

完全に否定している訳ではありません。

 

しかしながら、治り難いと言われる

 

腱鞘炎、テニス肘、オスグット病、アキレス腱炎、五十肩など

 

セルフ治療としてストレッチが有効と推奨されていますが

そもそも、有効なら治りが良いはずです。

そこで患部はどのような状態か?考えてみましょう。

 

炎症を起こした部位では筋繊維は挫滅もしくは癒着を起こし

ちょうど、ころんで擦りむいたような状況が

筋、腱に起きたと想像して下さい。

 

その時に安静にして出血が止まっても

かさぶたが出来た状態ではまだ治ったとは言えません。

 

治り切る前にかさぶたを剥がしてしまって

また、出血した経験がどなたにもあることでしょう。

 

ストレッチをすることでかさぶたを剥がす行為と似た現象が

起きると言ったらどうでしょうか?

 

早く直したいと一生懸命ストレッチすると

前回、お話した筋肉の収縮力は落ちるので

補うためにより無駄な力を込め

筋肉は緊張を起こします。

 

すると緊張した筋肉をストレッチをする、の悪循環です。

 

神経の繋がりを強くし痛みを取ってから

必要に応じて適切な強さタイミングで行うストレッチをするなら

体にも好影響を与えるものと

考えていますし

当院での施術期間中、ストレッチをしないようにお願いしております。

 

現在、痛みが取れずに困っているなら

ご自身のセルフケアを見直してみるのも良いかも知れませんね。

 

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