診断名と症状の食い違い
院長ブログ
我々、接骨院の施術範囲は骨折、脱臼、捻挫、挫傷でありますが
実際は身体の痛みを訴えてあらゆる方が来院されます。
その中で検査や医師の診断が必要と思われる場合は連携病院や検査機関へ紹介致します。
逆に病院や他院から症状の改善がみられないと訴えて来られる方も多くいらっしゃいます。
その中でも多い医師からの診断名は椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、変形性関節症などがあげられます。
実際これらの傷病名を言われていながら痛みの改善がみられないのは何故でしょう?
簡単なことです。
そこに問題は無いからです。
確かにレントゲンやMRIなどの検査をすれば診断されるに正当な所見は見られますから
画像の診断は正しいです。
言い換えると患者様の訴える症状に対しての診断では無いとも言えます。
画像診断と症状診断との合致がなされているなら必ず改善されるでしょう。
当院では、症状にフォーカスを絞り徒手で行う検査を駆使し
患者様の痛みの原因を探ります。
すると、診断名に隠された筋肉の異常(正しく機能していない状態)が見つかることがあります。
そしてその異常な筋肉は本人の痛みを訴えている部分だけではなく
連動する筋肉または連動する関節へも広がっているケースもあります。
診断されていながら改善の見られない方はもしかすると
症状の診断が違っているのかもしれませんね。