その痛みは軟骨がすり減っているから?
院長ブログ
膝や腰に痛みを感じると病院などでレントゲンを撮ります。
ケガなどの外傷や若年層ではレントゲンに異常がみられないと骨に異常はありませんから
大丈夫ですと言われます。
しかし、50代も過ぎてくるとレントゲンでは関節の隙間が減って視えるため軟骨が
減っていますね!と言われるか
痛みの原因がこの軟骨のせいにされてしまうこともあります。
関節の隙間が全く、くっついてしまって軟骨がすり減り骨まで削られ体重も掛けられないぐらい
痛むなら仕方ありませんが意外とそこまでの変形が無いにも関わらず
年齢のせいです。
軟骨がすり減っています。
と言われてしまって残る道は手術かあ!と暗く落ち込む方も居るのではないでしょうか?
でも、実は軟骨には神経が通っていませんから擦れたり削れるぐらいでは痛みを感じません。
痛みを感じている部分をよく観察すると関節(骨と骨と連結している隙間)から少しズレているか
関節の周りが痛いと訴えます。
腰でも背骨の奥が痛いと言う人は稀で背骨の両脇や片側が痛いと言います。
本当に痛みを感じている原因は一体どこにあるのでしょうね?
年齢のせいや軟骨のせいにしてきた痛みが必ずしもそうでないとしたら、まだまだ回復する可能性が沢山
残されていいると言うことです。
諦めるのは早いです。