回復に最も必要なもの
院長ブログ
身体の回復に必要はものは沢山ありますが充分な酸素が体内に取り込まれることが特に大事だと思います。
患者様の中にも呼吸の浅い方が結構みえます。
それも痛んでる期間が長ければ長いほど思いのほか空気が吸えていません。
一つの筋肉の緊張は他の筋肉を引っ張り身体を歪ませ、やがて全身の筋肉が緊張します。
すると初めに痛かったところより色々なところが痛くなり本人も何が悪いのか解らなくなってきます。
睡眠が浅くなり熟睡できず。朝、目覚めてもいつも体中が痛く。頭がスッキリすることがなく体中が重たく感じます。
首も肩も背中も腰も筋肉は緊張状態が続き、時に頭痛や目眩まで起きることがあります。
それでも、日常にストレスが少なく適度な運動が出来ていれば回復していくでしょうが身体が治る力が
方向違いを起こすと悪循環に陥入ます。
この状態で病院などで検査を受けても骨、関節に異常が見られなければ痛み止めやビタミン剤、
筋肉を緩める薬などを処方されるかで苦しみを感じている患者様は益々どうして良いのか解らなく不安になります。
この不安な状態も呼吸を浅くしていく一つの要因として足されてしまいます。
先ほど治す力が方向違いを起こすとと話しましたが身体の細胞一つ一つが誤作動を起こすことはほぼありません。
しかし、脳は常に何とかしようと一生懸命フル活動し時にパニックを起こします。
でも、人の体は頭を使って治しているわけではありません。
知識がある人の方が風邪の治りが早いなど聞いたことがありません。
かえってバカは風邪ひかない!など言われるぐらいですから。
身体を早く治したければ頭を使わないことです。余計な心配しても身体を治すのに何の役にはたちません。
ゆったり呼吸をして身体が治る力を邪魔しない!
これが健康の秘訣かも知れませんね。
身体の治りが遅いなと思っている方は是非、ゆっくり息を最後まで吐き出来るだけゆっくり
吸ってみましょう。
30秒、一と呼吸。2分半で五つ呼吸。もちろん回数にこだわる事はありませんがちょっとした時間に
心がけるだけで回復が早まるかも知れませんよ。