板橋CITYマラソン2025
院長ブログ
先日行われました板橋CITYマラソンに板橋区柔道整復師会の先生方と
救護活動のボランティアに参加してまいりました。
毎年、板橋区医師会、看護師、柔道整復師の方々が
協力しながらランナーの安全をサポートしております。
私はほぼ毎年参加しておりますが昨日のコンディションは
今までにないほど最悪でした。
前日からの雨、当日もほぼ止むがなく
気温は上がらず風まで吹いておりました。
当然、不参加者も多くありましたが
それでも6000名ぐらいのランナーが参加されました。
例年では、脱水による下肢の痙攣が多かったのですが
今回は圧倒的に低体温でした。
大きなテントで設置され救護所は
降り続く雨によって地面はぬかるみ
風は吹き込み僅かなストーブと毛布では
冷え切った身体を暖めるには不十分です。
飲料水のペットボトル温め
お湯で絞ったタオルをビニールで包み
湯たんぽ代わりにしも不十分でした。
あったかい飲み物を持たせても
口に運ぶのにガタガタ手が震えて飲むのも大変。
もっと厄介なことは同時に筋肉の痙攣があると
ストレッチしてあげて楽のなっても
寒さで身体が震え緊張するとまた
足がつってくるのを繰り返し。
あっちのベッド、こっちのベッドに呼ばれ
野戦病院の有り様でした。
それでも、ベテランの医師、気の利く看護師さん
と一緒にお互い出来ることを
強力しあい何とか終えてきました。
毎年思うのですが天候には従うしかありませんが
そんな中にも膝が痛い、股関節が痛い、腰が痛いと
訴える方がいます。
話を聞くと数日前から痛かったと既往歴があります。
過酷なフルマラソンに出場するなら
コンディションを整えての参加
そして不調を感じたら途中でリタイヤする勇気を
もって思い切り楽しんで頂きたいと思います。