ストレートネック
院長ブログ
最近ではストレートネックと言うより
スマホ首と呼ばれることが多くなってきました。
首のコリや肩のコリを訴えて病院へ行きレントゲンを撮ると
「ストレートネックですね。」
と診断されることが多いようです。
本来、頚椎は前方凸のカーブをしているのが正常ですから
カーブが無くなって真っ直ぐになっている状態をさします。
これは形態状の姿で日常生活上必要な姿勢から生まれた姿です。
ストレートネックだから悪いのではなく
ストレートネックになる状況を日常多く取っていると言う事です。
常に首や肩が凝る人がたまたまレントゲンなどを撮ると
「首が真っ直ぐですね。いわゆるストレートネックなので
症状が出る」と言われると、
私はストレートネックだから首コリ肩コリが治らないと
思い込んでいる方が結構いらっしゃいます。
しかし、首コリも肩コリも症状を訴えない
人を同じようにレントゲンを撮りますと
結構多くストレートネックな方が
いらっしゃるのです。
症状の有る無しの違いはストレートネックのせいではなく
患部に負担がこなければならない
必要があるからです。
例えるなら働かな同僚や部下の代わりに
あなたが一人で頑張っているようなものです。
症状を訴える部位は負担がくる必要があったで
その部位をマッサージしたり
ストレッチして緩めてしまうと
必要があって固めて(頑張って)いたのに緩んだ大変だ!と
身体が余計に反応してより緊張を高めます。
頑張っているあなたまで休んでしまったら
その後の仕事はもっと大変になりますよね。
患部に負担がくる必要性を改善し
体中の沢山ある筋肉が共同作業して
くれたら首や肩の筋肉だけが
頑張らなくてもいらるようになります
サボっている筋肉にしっかりとした神経の命令が
届き機能が上がれば
沢山の筋肉の協力で
負担が無くなり
症状は無くなることでしょう
限られたものだけの負担や理不尽は
サボっていると気づいていない
モノたち
しっかりと教えて上げましょう