筋痙攣（こむら返り）
院長ブログ
昨日（3月17日）板橋Cityマラソンが行われ
救護活動をしてまいりました。
コロナ禍で中止となって昨年縮小しての開催から
今年は全ての競技が復活されました。
私が所属しております整復師会では
毎年、本部救護所とコース内の各救護所に
医師、看護師と共に
ランナーのアクシデントに備えて活動を行っております。
格闘技や接触プーレーのあるスポーツと違って
骨折や捻挫は少ないのですが
昨日は気温の上昇もあり脱水状態による
筋肉の痙攣が多く
対応に追われました。
痙攣は慣れないスポーツや朝方に起こるり
特にふくらはぎが多く、こむら返りと呼ばれますが
脱水状態で起きる痙攣は
ふくらはぎ、すね、もも、もも裏、足の裏、足の指
などが次々と攣ってきます。
ふくらはぎを直しているとすねが攣ってきたり
右の足を直していると左が攣ってきたりと
対処しているこちらも力仕事で大変ですが
痛みと今までに経験したことの無いような
いたる所の痙攣からショック状態で
過呼吸になる人も多いです。
気温が高くなっているから水分補給を十分取るように
アナウンスされていたので
ランナー自身も努めて水分は取るようにしていましたと
おっしゃっていましたが
水分以外にも睡眠不足や
下痢などの体調が万全でないときなども
このような脱水状態を引き起こすことがあります。
筋肉には水分と様々なミネラルが貯蔵されているので
筋肉量の多い人は少ない人に比べて脱水になりくいです。
適度な運動で筋肉量を維持し
十分な水分とミネラルを取ることで
脱水状態による筋肉の痙攣起こさずに
快適にスポーツ、日常をお過ごし下さい。
