治り難いと暗示に掛けられている
院長ブログ
患者様の施術をするときに全身の状態を確認します。
その時に今回の主訴以外にも実は肩が前から痛い。
足の裏が痺れる。
手の指が曲がりにくい。
など来院目的とは違う痛みを抱えている方がかなりいらっしゃいます。
治療していなかったのですか?
と伺うと
何とか使えているから放おっておいたり
歳だから仕方がないと諦めていたり
していたそうです。
同年代の仲間と食事などすると
ここが痛い!あそこが痛い!と話が出ますが
これって治らないでしょう?
歳だから仕方ないでしょう?
と治ると思っていないようなことを聞きます。
その他にも
腱鞘炎、外反母趾、脊柱管狭窄症、五十肩、椎間板ヘルニア
オスグット、変形性関節症、足底筋膜炎、アキレス腱炎
テニス肘など世間では治り難い疾患で有名ですが
確かに状態や環境でどうしても酷使しなければ
ならなく安静など出来ない場合もあるでしょうが
実は人間の身体は意外と早く直ります。
(治ると言わずに直ると言うのは当院では疾患を治しているのではなく
痛みや機能異常を正常化することを目的といているからです。)
病院で薬をもらって注射まで打って貰ったのに
治らない。それなら次は手術いわれ
手術するぐらいなら諦める。
または、成長痛だから成長期は仕方ない
好きなサッカーも野球も痛みを我慢しながら
成長し切るまで諦める。
身体の痛みに関わらずどんなモノでも諦めたら手に入る事は
出来ませんね。
治り難いと思われる疾患も
お医者さまや世間の風聴で知った情報を信じ
ているために直ると思っていない人も
多いのかな?と思います。
当院では重症度で判断しないようにしています。
病態に対して治すのであれば限界はあるでしょう。
けれど現状に対して好転するように
直すのであれば可能性は広がります。
そのためにも先ずはネガティブな情報を
信じ直らない暗示に掛からないようにして下さい。